SOFTLON ソフトロンとは

コア技術がもたらす優れた物性。時代と共に進化を続けています。

PHYSICALLYCROSSLINKEDSEKISUI TECHNOLOGY
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    ポリオレフィン由来

    ポリオレフィン樹脂を
    シート状に加工

    ポリオレフィン樹脂に発泡剤と副原料を加えて混合し、押出成型によりシート状にします。独自の成形技術で厚みを高精度にコントロールしています。

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    電子線架橋由来

    電子線照射で
    より強固な分子構造に

    生成したシートに、独自の電子線照射技術で架橋します。化学架橋では得られない優れた機械的強度や平滑性を実現しています。

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    独立気泡由来

    加熱発泡して
    フォームを形成

    加熱することでシートを発泡します。気泡がつながることなく、そのひとつひとつが独立した構造のため、優れた断熱性、緩衝性を実現しています。

ポリオレフィン由来 Polyolefin Base

  • 低環境
    負荷

    ハロゲンを含まず、燃焼・加熱時にも有毒ガスを発生させません。

    ポリオレフィンはプラスチックの1種であり、
    炭化水素の2重結合を持ったモノマー(単位分子)を用いて合成させて得られたポリマー(樹脂)の総称です。
    ソフトロンはこのポリオレフィン(主にはポリエチレン)が主原料のフォーム(発泡体)であり、
    フッ素や塩素などのハロゲンを含んでいないため燃焼時、毒性の強いガスを発生させません。

  • 耐薬品性

    酸・アルカリ・有機溶剤などの化学薬品に優れた耐性を有し、様々な産業で用いられています。

    ポリエチレンを主材としたソフトロンは、ポリエチレンが持つ高い耐薬品をそのまま継承しております。
    そのため、他素材のフォーム材料が膨潤や収縮・溶解などの影響を受ける、酸・アルカリ・有機溶剤などに対しても
    優れた耐性を持っているため、様々な産業で縁の下の力持ちとして活躍しています。

電子線架橋由来 Physical Crosslinking

  • 強靭性

    無架橋のものに比べ、耐熱性を向上させているため、強くしなやかな材料として普及しています。

    ひも状の高分子が複雑に絡み合ったポリマー構造が、架橋を行うことでさらに緊密に分子同士が繋がります。
    その結果、分子同士が網目状構造となり、材料としての耐熱性、強度が向上します。
    そのため、無架橋ポリオレフィンに比べ、強くしなやかな材質として高く評価されています。

  • 平滑性

    化学架橋よりも、気泡が緻密かつ均等でありキレイな表面を持っているため、粘着塗布に適しています。

    電子線架橋は電子を高電圧で加速させ、得られた加速電子をシートに照射しそのエネルギーで、架橋を行うプロセスです。
    電子線架橋は加速電子がシートをまんべんなく且つ安定的に通過するため、
    過酸化物などの架橋剤を用いる架橋法(化学架橋)などと比較し、より均一に架橋できるメリットがあります。
    そのため、発泡時に均一な発泡を行うことができ、粘着塗布などに適した美しい表面層が形成されます。

独立気泡由来 Closed Cell Foam

  • 柔軟性
    (緩衝性)

    樹脂本来の柔らかさと独立気泡構造により、適度な反発力とクッション性を兼ね備えています。

    電子線架橋されたシートは、その後発泡工程において空気を多く含むフォームとなります。
    その際に、様々な発泡倍率で製造されたシートは内部の気泡同士が壁で隔てられた独立気泡構造(独泡)を形成します。
    連続した気泡構造(連泡)を持つフォームとは異なり、
    適度な反発力を残しながらも底づき感(押し込んだ際に下地に当たるような感触)のない独特なクッション感と緩衝性を発揮します。
    薄くても優れた緩衝性を有するため、精密機器の梱包における緩衝材などに用いられています。

  • 断熱性

    空気を多く含んでおり、かつ気泡内部の対流が僅少のため、熱伝導率が低く優れた断熱性を発揮します。

    多くの空気をその内部に含んだ高い発泡倍率によって作られたソフトロンは、
    一般的な断熱材と比べ高い断熱性能(=低い熱伝導率)を有しております。
    また、フォームの中において、1つ1つの緻密な気泡が独立しており、気泡内部での空気の対流が小さく熱を伝えにくいことも
    優れた断熱性能の理由であると考えられています。グラスウールや硬質フォームなどと異なり、
    加工も容易なソフトロンは非常に小さな隙間などの断熱材として最適であり、住宅をはじめ各種機械などに用いられています。

  • 耐水性

    吸水性が低いポリオレフィン樹脂が、独立した気泡構造をしているため、水分を中に染み込ませません。

    ポリオレフィンは親油性樹脂であり、透湿性が低い材質となっています。
    またソフトロンは、連続気泡のように気泡と気泡が繋がっておらず、水が入り込まない構造も有している為、優れた耐水性を発揮します。
    そのため、ソフトロンの長い歴史の中で、お風呂マットをはじめパッキン材料などに用途が広がりました。

  • 電気特性

    多くの空気を含みながら、それぞれ独立した気泡を持つ構造が優れた絶縁耐力と非常に低い誘電率を発揮します。

    独立した気泡構造により、絶縁耐力の低い空気同士のつながりがないため、優れた絶縁耐力を発揮します。
    また、汎用プラスチックのなかでも誘電率の低いポリオレフィン樹脂で且つ空気を含む構造を有する為、低い誘電率を示します。
    近年はそれらの性質が着目され、精密機械やRFIDタグなどの繊細なモジュール周辺などに用いられています。

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積水化学工業株式会社

高機能プラスチックスカンパニー フォーム事業部

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